2014年04月30日

愛と脳

静岡市葵区にある静岡市認定小規模保育園 hugくむ保育園です。

今日は発達というより、脳について書きたいと思います。
「脳が損傷を受けていても「快」の情動を受け入れることは可能であるから、それによって脳の活性が向上し、脳内に入力される情報を処理する回路が作られるのである。この結果、情動情報が脳活性を制御し、脳が自ら価値を認めた情報を処理する神経回路が脳内に表現される。」
これは「愛は脳を活性化する」という岩波書店から出版されている 松本 元さんの本の一節です。これは脳の特性をさした文です。端的にいうと<脳は快の刺激に対しては活性するが、不快な刺激に対しては働かない>といった内容です。子どもに限らず大人も、自分にとって必要な情報は耳に入り残りやすいが、耳の痛い話は入らないといったことがあると思います。また恋をしている時は、異常に脳が働いている事があるといった経験をされたことがあると思います。子どもと関わっているとついつい叱りたくなる事、言って聞かせたくなることがあると思います。それをいかに子供にとって「快」となる刺激で伝えられるかが、愛のある信号を送れるかが保育者の腕の見せ所だと思います。
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2014年04月28日

遊び2

静岡市葵区にある静岡市認定小規模保育園 hugくむ保育園です。

先日、あそびの定義について書きましたが、あそびの意義って何なのか?今日はそのことに触れます。意義、つまり遊ぶことの目的は@動く(運動)事の動機づけの場A脳の自己組織化(つまり脳の成長)の場B様々な機能調整(覚醒・注意・情動・姿勢・運動)の場C様々な技能獲得(例えば鋏を使うなど)の場D問題解決能力の場Eストレス解消の場、等々...。
このように遊ぶ事=悪いではないのです。「遊んでばかりいないで勉強しなさい!!」って、つい言ってしまいますが、実は遊ぶことにも大切な意義があるのです。特に就学前のお子さんは遊ぶこと自体が勉強であり、お仕事です。あそびを通して色々な経験をさせてあげると良いと思います。
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2014年04月26日

イメージ

静岡市葵区にある静岡市認定小規模保育園 hugくむ保育園です。

1歳から2歳にかけて「つもり」遊びというのが増えてきます。自分なりの「つもり」を持って、絵を描いたり、積み木を積んだりします。「つもり」を持つというのは子どもなりに頭の中で<イメージ>ができるようになるという事です。これは言葉を覚えていくには必須の課題です。ですから子どもが絵を描いていたり積み木を積んでいたら、「これな〜に?」と聞いてあげると良いでしょう。自分の中の漠然としたイメージを言葉にするように促してあげるのです。子どもがうまく言い表せないときは「〇〇かな?」と言ってあげても良いです。次第に自分描いたもの、作ったものと名詞が一致し、よりイメージが確かなものになっていきます。
またイメージができるようになると言葉以外にも良い面があります。それは先のイメージが持てるようになるという事です。言い換えると「先の見通しが持てる」ようになるのです。つまり1日の流れが理解できるようになり行動の切り替えができるようになったり、自分の行っている行為が失敗しそうと予測ができるようになり修正したりできるようになります。このようにイメージするという事は非常に重要な発達課題です。私の娘は3歳ですが、このイメージをより膨らませる為、できるだけ会話の応答を疑問形で返すようにしています。そうすることで会話しながら娘が次の言葉をイメージするように促しています。皆さんもお絵かきなどの遊びの中や、会話の中で沢山イメージを膨らませてあげてください。
posted by hagukumu at 08:56| Comment(0) | 日記